はじめに
ファミコン音楽の宿命で、どの曲もとても短いです。ゲームの場合は無限に繰り返しますが、それを真似して演奏しても疲れます。より人間的・音楽的に演奏しようとすると必然的に、それら短い曲を寄せ集めて1つの曲に仕上げる、という作業が必要になってきます。
次の曲をお聴き下さい。
「バルーンファイト」の音楽コラージュ<2:47>
これがもっとも基本的で理想的な形と思います。
この「バルーンファイトで」使われている各種断片は、すべてがそのゲームの中からの流用であり、限られた素材の再構築の力量は、素晴らしい音楽コラージュになっています。
もっともこの「バルーンファイト」というゲームは、もともと効果音、BGMともに大変華やかな魅力があります。つまり断片のひとつひとつが非常にすぐれていて、このコラージュを作られた方もこのゲームを選んだあたり、やはり何かひらめくものがあったのではないでしょうか。
ここに「ファミコンミュージック」一つの約束事、というか原則が成り立ちます。
●ファミコンミュージック理論● 基本原則
・基本はパッチワーク(短い曲の継ぎ接ぎ)
とりあえず、これを基本にいろいろ作っていきましょう。
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